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「レセプト債」に関し、野畑証券などを行政処分 [報告]

レセプト債などの販売時に商品内容や発行会社の実際を適切に把握せずに顧客に販売したことが金融商品取引法違反であるとして、金融庁が先週17日、野畑証券(愛知県岡崎市)に業務改善命令等の行政処分をしたということです(日本経済新聞2016年6月20日「金融庁、『レセプト債』巡り 4証券を行政処分 野畑証は一部業務の停止命令」)。
     
(各財務局の発表はこちら。野畑証券上光証券竹松証券IS証券。)  
   
   
行政処分を受けた4社は、(株)メディケアインベストメント(MCI社)が関与する レセプト債の販売にそれぞれが関与していたということになるようです。
 
証券取引等監視委員会が今月10日に発表した、「野畑証券株式会社に対する検査結果に基づく勧告について」ほか各社宛の勧告では、「メディケアインベストメント関連事案の概要」というポンチ図が参考資料として付いていますので、それを見ながら処分内容を確認されると理解がし易いと思います。
 
下図はその参考資料を引用したものとなります。
 メディケアインベストメント関連事案の概要
    
各社のメディケアインベスト関連の レセプト債の販売額は、平成28年3月末現在で、 
     
野畑証券  約59億円 
 
IS 証券    約 2億円 
   
竹松証券  約  7億円
   
上光証券  約22億円 
    
ということですので、総額 約90億円 となっているようです。
 
 
金融庁(正確には、各財務局)が公表によれば、
 
「(株)メディケアインベストメント(「MCI社」)と、関連会社の TMファンド1号(株)(「TM社」)、上光メディカルファンド(株)(「JM社」)の間で、随意に資金の貸借や診療報酬債権等の売買が行われているなど、当該3社は渾然一体となって診療報酬債権等の買取業務の運営を行っている。
    
 こうした中、MCI社 による TM社 からの回収困難な介護給付費債権の買取り( TM債の投資者の損失リスクを MCI債の投資者に転嫁)、 TM債 の償還資金の捻出のための TM社 からの MCI社 や JM社 への診療報酬債権等の売却が行われている。    
 
また、診療報酬債権等の買取り資金の融通のため、MCI社 及び JM社 の間において、相互に資金の貸借等が行われている。
   

ということだそうです。

加えて、

「 MCI社は、池川代表が代表取締役を努め、大幅な債務超過となっている高齢者施設運営会社から介護給付費債権のほか、家賃等に係る債権も買い取るなど、平成27年以降 同社からの買取りを急拡大しており、同年末時点で MCI社による診療報酬債権等の買取残高の 3割超 に上っている。」  

ということです。

     

昨年11月に破綻した オプティファクター と同じことにならなければよいのですが。    


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